転勤が決まった!家探しで抑えておきたい3つのポイント

引越し

転勤が決まったら、社宅などの用意がない場合、まず最初にやるのが家探しになります。そこで、家探しの際に大切な3つのポイントを簡単にまとめました!

①直接の情報収集をしようーただし距離を取って(笑)

いざ家探しをしようと不動産屋さんと連絡を取ろうにも、おおまかなエリアや希望する電車の駅や路線などをイメージしてからでないと、探し始められません。そこで、だいたいの異動エリアが決まったら、直接、友人・知人・会社の先輩・同僚・後輩などに聞いてみる。そしてエリア情報のあたりを付ける必要があります。

ナマの情報はとっても大事です。

特に地方の場合、同僚と同じ方面に住んでおくと深夜にタクシーを乗りあって帰れるなどメリットもあります。また、新たな職場が通勤ラッシュに重なるか?残業はどの程度あるか?などによっても、会社から〇分圏内に住んだ方がいい、という時間も変わってきます。通勤時間の目安は地方では30分、首都圏では90分と言われていますが、仕事内容やマイカー通勤の可否などによって現実は大きく異なります。そこで、まずは誰かに様子を聞いてみましょう!

ここで特に注意点したいのが、情報収集はするが、深入りはしないということです(笑)

距離を取り、いざと言う時に断れる逃げ道を用意しながら聞くのがポイント。

例えば、過去に自分の住んでいた場所など、思い入れのある地を強くお勧めされたり、不動産屋や友人知人を紹介してあげるとか、子供を同じ学校に通わせようとか、善意悪意に関わらず、何かしら相手に“思惑”があることがあるからです。行く前から、たった1人の思い込みや偏見で「○○町は治安が悪い」といった誤った情報が刷り込まれてしまうことがあるからです。

私の場合は、情報をくれた方に感謝の気持ちを述べるとともに、「結局は会社や夫の意向に沿わないとどうにもならないし、まだどうなるか分からないから不安だよ」と伝えています。実際そうですし。

情報に関する感謝をするとともに、一人で決められないもどかしさや不安を口にすると、共感もしてもらえて、情報をくれた方も「私がお勧めした場所にならなかった」という不満を感じにくくなります。

参考にしたい情報は、買い物や銀行など生活に必要な施設等の充実度や治安、アクセスなど。朝の渋滞がすごいとか、地元の人じゃないと分からない情報があることも。

絶対ここがオススメ!と言われても色んな理由で意見に沿えないこともあるので笑顔で有難う、参考にするねというだけ。正式に決めるまでは、詳しくこちらのことは言わないことが大切です。

学区などは古いイメージを持っているだけで実際はそうでもなかったり、主観も多いので注意が必要です。特に住宅地というのは、新しいマンションが建った時期などでだいぶ人の層の入れ替わりがあるので、勉強の出来不出来や、学区内のご家庭のお金持ち度などは変化があるものとイメージしておきましょう。

地価の高い高級住宅街だと、育ちの良いお子さんが多い傾向にあると思いますが、そういった環境だと当然近隣のスーパーなどもお高くなる傾向があります。ブランドの服を着ている子が多かったり、月謝の高い塾や家庭教師を付けることが当たり前だったりすることで、余計なお金がかかることも念頭におきましょう。小学校も高学年になれば、お友だちと自分の家庭環境を比較したりすることも出てくるでしょう。そういった意味でも、自分の身の丈に合った環境を選ぶ方が、長い目で見た時幸せに暮らせるともいうことができます。

また、転勤族が多いエリアに住むというのもわりと失敗が少ない選び方の一つです。ただ、会社からの家賃補助を前提としているため、家賃が高めに設定されている傾向があります。学校側も転入児のケアに慣れているので、手続き関係もスムーズに進み、お友達関係も受け入れてもらいやすいというメリットがありますが、その反面、同じように転勤族が多いので、親しいお友達が転勤でいなくなってしまった…など、予期せぬお別れも多くなります。一般的に1学期中にクラスに2人、3人も転出が出るのは多い方だと言えます。

②手っ取り早く情報が集められるネットを活用しよう!

「地域名 治安」、「地域名 評判」、「学校名 評判」などさまざまなキーワードを検索にかけてみましょう。ネットの情報を鵜呑みにするのはいけませんが、やはり火のない所に煙は立たぬということはあります。極端に悪評がある場合は避けるべきです。

サイトで質問をするのは、注意が必要です。回答が付くまでに時間がかかりますし、ネットの世界には変な方がいるのも事実です。(もちろんリアルな世界にもいますけどね)。

質問の文章のおかしな部分を指摘されたり、自分で調べましょうとか冷たいコメントが付くこともあります。なかなか返事が付かず、ヤキモキすることもあるでしょう。ただでさえ急な転勤が出ただけでも精神的な疲れがあると思います。そんな時にもし、傷つくような言葉を私信として受け取ってしまったら…と思うと、結構リスクがあるなと個人的には思っています!

新築~築浅の分譲賃貸マンションの場合、マンション住民用の掲示板が存在していることも。住んでいる人、購入を決めた人の意見はポジティブなものも多く、現実的でとても参考になります。

また、こっそり自分で事故物件ではないことを確認したい方は、有名どころでは「大島てる」さんのサイトなど、実は世の中には事故物件を紹介しているサイトがあるので、そちらで確認が可能です!

怖くなるので見たくない…という方は見ないのもアリだと思います。本当に告知義務のある内容なら、不動産屋さんが教えてくれますし、見学時に不動産屋さんに聞いてみると、「ここは大丈夫ですけど、駅の反対側の○○マンションは、実は…」なんていう周辺情報を教えてくれたりもします。

③自分の軸・優先順位を決めておく

だいたいのエリアが決まったら、不動産屋さんに希望を伝えて実際の物件を決めることになります。その際、自分なりの物件の選定基準を持っていると、不動産屋さんに伝える時もスムーズですし、ここはイイけど、この条件がなぁ…と悩む時にも優先順位がハッキリしていると決断しやすいです。

ちなみに私は長年“ちちえきス!” にしていました。(乳エキスと覚えよう笑)

ち  治安良し

ち  築浅

えき 駅近

ス  スーパーが近い

うちは夫が電車通勤で帰宅が遅くなることが多いので、駅近というのが外せませんでした。また、私が怖がりなので治安もとても重視してます。築浅のメリットは、なんと言ってもキレイ。また、コンロや湯沸かし器などの基本的な設備が新しいので使い勝手がいい。そして、タイルや床材などが掃除がしやすく、汚れにくい素材になっている点です。日々進歩する家づくりの知識により、暮らしやすさが重視されています。

たとえばお風呂では、タイルに防カビ加工が最初からされている上に、溝に水が溜まりにくくなっていたり、浴室乾燥が付いていたり。小さいお子さんがいたり、共働きだったりする家庭としてはとにかく無駄な家事は減らしたいですよね。築浅の家を選ぶことで、設備面での満足度があがります。

スーパーについては、私はあまり車の運転が好きではないという個人的な理由もあります(汗)料理は好きなのでいろいろ作りたい。でも、料理を楽しむには食材が必要。そんな時、買い物が遠いと日常的に不満を感じやすいので、自分の気分が落ちてしまうかなと思って重視しています。駅からの帰り道にスーパーがあると、帰宅時に寄れるのでポイント高いです!!

また、私の場合は、ち・ち・エキ・スにプラスして、子供が小学校に上がったので、小学校が近いかどうかも基準に加えました。保育園や幼稚園、小中学校の学区や習い事の場所など、子供が大きくなるにつれて考慮したい条件も増えてきます。

特にマイナーな習い事をやっているご家庭は、送迎できるか?も注意が必要です。絶対に続けたい習い事がある場合は、教室の場所や空き状況もみておくと安心です。ピアノやそろばん、公文など一般的な習い事の場合は、小学校の近くに住んでおくと、見つけやすいです。

今回は、いざ転勤が決まった際の、家探しのポイントを3つご紹介しました!

少しでも参考になれば幸いです。

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